現代社会と記憶力の低下
みなさん、こんにちは。
みなさんは子供の頃は早く記憶できたのに大人になってできなくなったこと経験はありますか?
勉強したこと、昨日見た番組の内容のド忘れ…いろんなことがあると思います。
私も勉強は中学生の頃が全盛期で、高校生になると記憶力が低下しやる気も起きずに勉強をほっぽり出すことが多かったです。
なぜそうなってしまったのか、それを今回は解き明かしていきたいと思います。
知識が頭に入りにくくなった
「22の若造が何を言うか!!」
人生の先輩からのきつい激が飛んでくるように思います。
しかし現代は欲求を満たす物が多く存在していて、気をそらす物も多く記憶することを阻害する環境が整いすぎています。
SNS、動画視聴、音楽鑑賞などなど
そんなものに費やす時間が多くなっていて、昔のようなかけっこや友達と談笑する時間が少なくなっているように思います。
ところで記憶ってどのようにして頭に残るのかご存知ですか?
記憶は「五感」を使うなんてよく言いますよね。
記憶の本質はずばり「印象に残ったかどうか」なんですよ。
実は欲求を満たす物が多いと印象に残りにくい脳の構造になってしまいます。
欲求を満たすとドーパミンが放出されます。
欲求を満たす物が多すぎるとドーパミンが絶えず放出されるので、体の防衛反応としてドーパミン受容体が少なくなります。
この現象が起きてしまうと「できた」もしくは「覚えた」ことに対してのドーパミンは放出されるものの、ドーパミン受容体が少ないため印象に残りにくくなってしまいます。
よって記憶力はどんどん低下し、やる気も下がっていく。
さらに欲求を満たすために手軽なSNSを使用したり動画視聴をすることで、ドーパミン受容体がどんどん減っていく。
こんな悪循環に現代人は陥っているのだと思います。
これを脱却するには大元のトリガーを消すしか方法は無いです。
例えば「スマホを見ないようにする」でもいいですし、「SNSやゲームアプリを消す」というのも有効な手段だと思います。
ここで気をつけて欲しいのはうまくいかなくても思い詰める必要はないということです。
この悪循環は依存症です。
これはやめようと思ってすぐにやめられるものではありません。
止めるのであれば、低難度のことから始めることが重要です。
例えば「やること全てが終わったらスマホで動画を見る」でもいいですし、「スマホを携帯しない(バッグに入れておく)」でもいいです。
それを段階的に進めていけばいいのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
現代社会においてスマホは完成された最高のツールと言っても過言ではないでしょう。
しかし「過ぎたるは及ばざるが如し」、なんでもそういうスタンスであることが大事です。
どんなことでもいいとこ取りで生きていけたらいいなと思います。
それでは、アデュー ノシ
参考ブログ