成功者のマインドセット

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確実に記憶に定着させる!学習効率を最大化する2つのメソッド

確実に記憶に定着させる!学習効率を最大化する2つのメソッド

 

みなさん、こんにちは。

 

みなさんは勉強した内容が頭から抜け落ちるという体験をしたことがあると思います。

 

例えば、テスト前日に勉強したことがテストの時間中に出てこなかったということですね。

 

「一回見た内容をそのまま一生覚えていればいいのに…」

 

と思う方もいるでしょう。

 

しかし、人間は脳の構造上「必要の無い知識」は忘れてしまいます

 

逆に言えば、脳が「必要」だと感じた知識は長期間忘れることはありません。

 

今回は脳を騙して、知識を蓄え、学習効率を上げるメソッドについて説明していきます。

 

記憶のメカニズム

 

記憶のメカニズム

 

まずは、人間の脳がどうやって記憶するのか科学的に説明します。

 

専門用語が出てくるので「よくわかんないや」という人は次の項目に進んでくださいね

 

人間の脳の記憶領域は「大脳皮質」と「海馬」の2つです。

 

それぞれ、「長期記憶領域」、「短期記憶領域」となります。

 

これらは専門用語で「陳述的(ちんじゅつてき)記憶」と呼ばれており、「頭を動かすことで覚える」記憶領域となります。

 

しかし、みなさんは子供の頃に

 

「手で書いて覚えなさい or 手で書いた方が覚えやすいよ」

 

と言われたことがあると思います。

 

これは実は正しいことなのです。

 

例えば、自転車は5〜10年乗ってなくても乗れますよね。

 

これは「大脳基底核」と「小脳」が働くことでできるようになります。

 

それぞれ「筋肉の動き」、「筋肉の微調整」ですね。

 

私たちが自転車で転んだり、漕いだりしているうちに大脳基底核と小脳が正しい自転車の乗り方を記憶していくのです。

 

そして自転車を乗るためのニューロンネットワークが形成されます。

 

ニューロンネットワークは一度できたら消えないため、みなさんは一生自転車に乗ることができるようになります。

 

これは専門用語で「手続き記憶」と呼ばれ、もっとも定着率の高い記憶となります。

 

また、記憶の定着率には以下の図のような傾向があります。

 

エビングハウスの忘却曲線

ソース:新日本速読研究会 第7回 エビングハウス忘却曲線とは

(https://www.unou-jp.com/brain-3/)

 

これは「エビングハウス忘却曲線」と呼ばれ、学んだことは勉強した直後から忘れていくことを示しています。

 

心理学者であるヘルマン・エビングハウス氏の研究によれば、一度記憶した内容を再び思い出すのに必要な時間をどれだけ節約できたかを「節約率」とすると

 

20分後は、節約率が58%

1時間後は、節約率が44%

9時間後は、節約率が35%

6日後は、節約率が25%

1ヶ月後には、節約率が21%

 

になるという結果を示しました。

 

簡単にいうと「節約率が高いと覚えた内容は結構忘れており、節約率が低いと定着している」ということになります。

 

さらに簡単にいうと「記憶した直後は忘れるのが速く、何日か復習すると記憶は定着する」ということですね。

 

つまり同じ内容を適切なタイミングで復習することで定着率は高まっていくということになります。

 

最初の話に戻りましょう。

 

脳を騙す方法は「何回も復習すること」になります。

 

面倒くさいですよね。

 

なんで同じ内容を何回もやらないといけないんだと私なら思います。

 

でも、それを打開する方法はあります。

 

それが次の本題です。

 

学習効率を最大化する2つのメソッド

 

学習効率を最大化するメソッド

 

さて、前の項目を読んだ人もそうで無い人も学習効率を最大化するメソッドが存在します。

 

要は「ゲーム感覚」で「手軽」に、「毎日できる」ということができればいいのです。

 

単語帳もしくは単語帳アプリに単語や意味を登録する

単語帳もしくは単語帳アプリに単語や意味を登録する

 

これが理想の勉強方法ですね。

 

小さい単語帳に書き込むことで好きなタイミングで手軽に勉強できる優れものです。

 

また人と問題を出し合うことでちょっとしたゲーム感覚でやることもできますよ。

 

「単語帳に書くのが面倒臭い」

 

という人は単語帳アプリを使うと良いでしょう。

 

私のおすすめは「WordHolic」というアプリです。

 

リンクを貼りましたのでこちらからどうぞ。

 

「自分で作る単語帳 WordHolic」- App Store

(https://apps.apple.com/jp/app/%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%A7%E4%BD%9C%E3%82%8B%E5%8D%98%E8%AA%9E%E5%B8%B3-wordholic/id1434981148)

 

単語帳アプリの強みはネットで意味をコピペしても大丈夫なところです。

 

しかもかさばらなくて、フリックするだけで問題を解くことができ、電車の通勤時間なども有効に使うことができます。

 

ノートにひたすら書き込む

 

ノートにひたすら書き込む

 

記憶定着の最初はノートにひたすら書き込むようにしましょう。

 

目標は「何も見ずに言葉を思い出すだけで、意味を書くことができる」というところまでですね。

 

そして前項の単語帳と並行して行いましょう。

 

最初にノートで覚えたら、次は単語帳で覚えられなかった単語や意味だけで構いません。

 

多分辛いのは最初の3日間くらいだと思います。

 

節約率が高いのですぐに忘れてしまい、イライラすることもあるでしょう。

 

逆にこれさえ乗り切れば後は余裕で記憶の定着ができますよ。

 

みなさんが忘れるのはみなさんの勉強法のせいではなく、脳の構造の問題ですので何の心配もありません。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

 

人間の体はときとして、気持ちと関係の無いことが起こります。

 

覚えたいのに覚えられないというイライラや鬱憤が必ず出てくると思います。

 

しかし、継続なくして得られるものはありません。

 

「現状維持は退化と一緒」です。

 

日々勉強し続けることが必ず自分のためになっていくと思います。

 

もちろん正しい努力をすることも大切です。

 

それに関してはまた今度、記事にさせていただきます。

 

それでは、アデュー ノシ